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日本循環器学会 in 横浜

3月15日(金)~3月17日(日)まで,横浜で日本循環器学会学術集会が行われました.循環器領域では日本で一番メジャーな学会なので,自ずとテンションも上がります.
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今年のメインテーマは「世界へ翔く日本の循環器病学」で,特に興味深かったのが「世界へ翔く日本の循環器医学の発明・発見”メイド・イン・ジャパン”」という,特設コーナーが設けられていた事でした.
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「世界初のスタチン」「BNPの開発展開」「ジャパンオリジンのCa拮抗薬ジルチアゼム」「KATP Channel開口薬ニコランジルの開発と冠攣縮性狭心症」「世界初の血管内視鏡」などなど,循環器領域の様々な分野で日本発の発見や技術などが紹介されていました.ジルチアゼムやニコランジルは,今日でもルーチンで使う非常に優れたお薬です!

特に,1973年に遠藤章博士らによって発見されたのが,コレステロールを強力に低下させるHMG-CoA還元酵素阻害薬です.新たな薬が発明されてから実際に患者さんに使えるようになるには,動物実験を手始めに何段階にも渡る臨床試験を行う必要があります.この間,副作用のために消える運命となった薬は数知れないのですが,スタチンはこうした多くのハードルを乗り越え,1989年にプラバスタチン(商品名メバロチン)として製品化されました.
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その後,多くの製薬会社により,更にコレステロール低下作用が強力なスタチンが幾つか発売されました.また,米国でも多施設共同試験により,スタチンが虚血性心疾患の一次予防・二次予防に効果があることが証明され,スタチンは確固たるエビデンスを築くに至りました.スタチンがどれだけ大勢の人を救ったのかは,言うまでもありません.

世界中の人達を,動脈硬化から守る「福音」となった「スタチン」.これを発見したのが日本人であることが本当に誇らしく,こうした企画を考えて下さった会長の先生,感謝したいと思います(^^♪
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Junko先生

Author:Junko先生
「I ❤ IVUS」へようこそ!
横浜市の病院に勤務している循環器内科医で,専門は「血管内イメージングとカテーテル治療」です.
Twitter: @JunItabashi

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