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敦煌,ついに…!!!

私の場合,旅行の大きな目的は「過去に読んだ歴史小説や,映画・TVで観たドキュメンタリーの現場検証をしに行く.」ということです.そして今年は,2011年8月のウズベキスタンに続いて,井上靖さんを追いかけて(厳密に言えば,井上靖先生が書かれた小説の追っかけで)敦煌に行ってきました!
敦煌 (新潮文庫)敦煌 (新潮文庫)
(1965/06/30)
井上 靖

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まず訪れたのは,小説に登場するキーワードの一つである,あの鳴沙山です.一方から吹く風が突き当りの山にあたって砂が地面に堆積し,吹き飛ぶことなく山が形成されたそうです.さらさらした砂が入らないよう,15元で膝から下の足袋を借りて履きこみ,砂山の表面に置かれたハシゴを登って行きました.そういえば,「膝から下の足カバーって,以前に勤めていた救命センターに置いてあったなあ… 今度来るときは,それを持って来ればいいよね」などと思いつつ.
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山の上からは,月牙泉を一望することができました.以前は水深4mだったのが,今では1m程になっているそうです.泉の畔には復元された寺院があり,現在は休憩所として利用されていますが,昔は実際に僧侶たちが住んでいたとのこと.こんな厳しい条件の場所に住んでいたなんて,当に修行そのものです!
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その後,車で約1時間の場所にある「玉門関」へ.かつてシルクロードが栄えていた時代に,西域とを隔てる関所として重要であり,王之渙が詩を詠んだことでも知られています.教科書にも書かれている場所なので,テンション上がりっぱなし!
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それにしても,日差しの強さはハンパ無く,確実に35℃以上…(>_<) 空気はとても乾燥しているので日陰や風が吹くと気持ちいいのですが,遮る日影すらない砂漠では,ジリジリと容赦なく太陽が照りつけます.水分補給はモチロンですが,塩分もちゃ~んと摂らないとね(^^♪ という事で,乾燥梅干を持参.改めて,梅干って凄いなと思いました.塩分補給だけじゃなく,酸っぱいクエン酸は疲労回復にもいいですし(^^♪
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玉門関から敦煌に戻る途中で,「敦煌古城」に立ち寄りました.小説を基にした日中合作映画が撮影された時,宋時代の敦煌城を再現して建てられたとのこと.街並みなどが相当リアルに再現されており,「あの城壁からツルビアが身を投げたのか…」など,映画の一場面が想い起こされて感慨もひとしおです.
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建物の内部に入って行くと,映画を撮影した当時の写真が展示されていました.そのなかに,井上靖先生の写真が!!! 思わず,ジ~ンと胸が熱くなりますよね.あ~,本当に来てよかったなぁ…
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翌日は,もう一つのハイライトである「莫高窟」に行きました.355年頃から建造が始まり,南北1600mにも及ぶ断崖には,何と700以上の石窟があるそうです.窟の内部は写真撮影禁止なので,残念ながら外から撮るしかありません.
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お目当ては,1900年に「敦煌文書」が発見された,第16・17窟の「蔵経洞」です.小説の中では,「西夏から侵略されて混乱に陥った際,仏教の経典類を守るために洞穴の中に運び込む」という場面があります.実際には,別の説が真実には近いそうなのですが.それにしても,しばし感動に浸ってしまいそうになりました… 
現在公開されているのは40窟だそうですが,1回の案内(日本語でガイドしてくれます)で回ったのは,たったの9か所だけでした.それも,どうやらガイドさんの選んだ窟を見学するとのこと.え~っ,そしたら全部見学するためには,何回も行かなくちゃならないじゃない~っ!!!

とはいえ,今回の現場検証は大満足でした(^_^)v ,高校生の時に読んだ本が,これ程までに自分に影響を与えてくれているとは,我ながら驚くばかりです.「敦煌」は今までにも数回読んでいますが,現場検証を終えた今,改めて読み直してみようと思っています.井上靖先生に没頭していた高校時代を思い出し,改めてその偉大さに気付かされました.これからも,井上靖先生を追っかけ続けたいと思います(^^♪
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Junko先生

Author:Junko先生
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横浜市の病院に勤務している循環器内科医で,専門は「血管内イメージングとカテーテル治療」です.
Twitter: @JunItabashi

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